2012年01月28日

4)ドル安円高は当然のシナリオとなる説が定着しつつある!

その前に少し日本の現状についての考察を書きます、

2007年夏のサブプライムローン破綻、08年のリーマンショックは世界経済に大打撃を与え、資本主義というシステムを根底から揺るがしました。(リーマンショックが経済に与えた打撃は日本が一番大きかった見たいです)

日本を支える輸出が、リーマンショックで一気にしぼんでしまったからです。(09年3月頃時点でマイナス12%台まで)

もう一つの理由は、日本がデフレ『景気の悪い状況』にあつたからです!

(デフレ状況では、物が売れにくく、企業収益が落ちるため、賃金も上がりにくく、景気も悪く、債務負担も、実質増える)

そんな時にアメリカ発の金融恐慌があり、世界不況の波にさらされた為、ショックが非常に大きかったのです!

しかし、そんな折、09年末から急激に回復に向かいます!それは中国の経済が順調でだったからです(上海万博の中国に助けられます)

でも日本の状態はデフレ、円高、株安の三重苦になり、2011年は日本の景気後退がはっきり現れ、世界同時不況に本格的に飲み込まれました。

しかし皆さんに知ってほしい事が1つありますそれは、日本のデフレの意味を誤解している人がほとんどだからです。

日本のデフレは、日本経済がおかしいという理由では有りません!日本のデフレは、DEFLATIONの『本当の意味』いわゆる『貨幣的現象』

ではないからです。(貨幣の収縮では無い)

本当の意味とは、通貨量が縮小しそれに伴う物価の下落でありますが、事実上!現在は、ゼロ金利に近く金融はゆるみっぱなしでお金は市中にあふれています。

では何故日本の物価が下がるか!それは中国を始め東アジアの市場統合が進み、日本とアジアの国々との間でコストの平準化が進んでいるからです。

その意味は、自社製品の価格が中国製に近づく、または、自社従業員の賃金が中国の賃金に近づくということです。

それは、国際間の価格のアンバランスを是正する動きであり、品物の価格が落る平均化であり、現在のデフレはあまり恐れる事はないのです。

現在私達は、物作りや、物流の歴史的な大転換期に遭遇していると言えるでしょう!もうアジアの時代が到来しています!

日本はアジアの中で生きるという道を本格的に模索しなければなりません。

もう中国やインドを考える時、経済的な視点だけではなく、アジアの中の日本という視点で考えなければ通用しません。


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posted by マスター at 13:00 | 日記

2012年01月27日

3−1)無尽蔵に刷ったドル紙幣に苦しむアメリカ

これらが今のアメリカの姿で、アメリカの消費はしばらく立て直すことが出来ない位の状態にあります、その一つの症状としてアメリカの貯蓄率の上昇という形で現れています!株価や住宅価格の下落によって、個人は逆資産効果にさらされます。

例としては、自分は以前より貧しくなったと考える事で、それにより個人は、お金を使わなくなり、消費が伸び悩んで不況が長く続く事になるのです。

この状態は、日本が80年代後半からバブル経済を膨らませて、やがて、はじけて沈んだ状態と良く似ています。

ですから結果としては、起きる事や、状態も良く似て来るだろう?と言われています!(失った10年といわれるような長期の不況に苦しむ)ドルも全体的に、また継続的にこれからも、じりじりと下がっていくでしょう!

一方ヨーロッパのユーロ圏も、構造的な大不況に入って来た!最近のEU連合のどたばた劇はテレビでも大きく報道されていたので、皆さんお解かりだろう?とは思いますが!ギリシャ危機などは最初に表面化しましたが!

(新政権は、旧政権の残した財政赤字を隠蔽しユーロ圏に参加したが、本当は財政赤字13,6% を4%と偽り国家的な粉飾決算が明るみに出た)ヨーロッパの周辺諸国、南欧、東中欧、バルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)の経済が軒並み悪化しています!

どの国も財政赤字が積み上がり、その上拡大したEUを世界金融危機が直撃し、周辺諸国から経済が悪くなり、それが中心的な国まで影響を与え始めているのです。

EU国内の経済大国と小国、貸し手と借りて国、工業国と農業国といった埋められない格差に頭を痛めているのでしょう!

ユーロもバブルで拡大していくプロセスでは、良かったのですが!経済が沈み込むと、中心にあった大国と、その周辺にぶら下がっている弱小国との二重構造と矛盾が、大きな問題になつて来ています!

いわば統合のプロセスが、逆回転し始めたというべきでしょうか?ギリシャは異常なケースに見えますが!そうとは限りません。

同じような経済危機を抱える国が少なくない!PIGS(ピッグス意味は豚で、あまり良い意味では使われません)

P、ポルトガル I、イタリヤ ポルトガル G、ギリシャ S、スペインも共に大きな財政赤字に苦しんでいます。

その他、ハンガリーもIMFの管理下にあり、アイルランドもリーマンショックで、壊滅的な打撃を受けたのは皆さんもご存知でしょう!

このような修正不可能のように思える、構造問題を抱えたヨーロッパも、アメリカ同様長い不況のトンネルの中です。

たぶんEUの各国の格付けも、ユーロ安も、当分は止まりません、円に対して一段のユーロ安を覚悟しておいたほうが良いでしょう。


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posted by マスター at 16:41 | 日記