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2014年01月22日

友人からのメールB

一方、対照的なのは日本である。護衛艦「ひゅうが」は世界の軍事専門家からは空母として認識されているが、日本は空母ではないと主張する。軍事的な威圧を周辺国にかけないための配慮と言える。

規模にこだわる中国軍拡の陥穽

威を張りたい中国と、周辺国に配慮を欠かさない日本の違いが見事に表れている。これは単なる意識の差でしかないと言えるかもしれないが、中国海軍と海上自衛隊の戦力を比べたとき、実際には目に見えない大きな差となって表れている可能性がある。

『日中海戦はあるか』では、装備面、技術面などで中国海軍と海上自衛隊を徹底的に比較しており、最近の中国の軍拡によって、装備量では中国に圧倒的な差をつけられるようになってきていることがよく分かる。

しかし、軍備の拡大を急ぐあまり、装備が「張子の虎」のようになっている面があるとこの本は指摘する。その事例がいくつも紹介されているが、日本と中国で使われている船舶用エンジンとソナーの差の関係はその典型例と言えるだろう。

「海上自衛隊はほとんどすべての主力艦がオールガスタービン艦であるのに対して、中国海軍にはオールガスタービン艦は1隻もない」

「ディーゼル艦のみ、ディーゼルとガスタービンの併用もしくは、蒸気タービン推進の3タイプである」

「通常型潜水艦がディーゼル機関(特別無音潜行中は蓄電池を用いる電気推進)、原子力潜水艦が基本的に原子力で発生させた熱を利用する蒸気タービン機関であることは、中国水上艦が発生する音と基本的に同じであり、パッシブ的には自分で自らの対潜捜索を妨害することを意味している」

「また併用型がディーゼルの併用をやめてガスタービンだけにしても、僚艦がディーゼルを使用すればおなじことだ。逆に速力が落ちる分魚雷を回避できる確率が減る」

非常に簡単に言ってしまうと、中国海軍は湯水のようにお金を使って原子力潜水艦や空母を作っているが、万が一軍事衝突が起きた場合、それらはすべて日本の海上自衛隊や米軍の格好の標的となってしまうということである。

潜水艦や護衛艦を探知するためのソナーの能力やレーダーの能力も圧倒的に差があり、その差は縮まるどころか広がっている。

つまり、中国は沈められるための艦船をせっせと量産していることになるわけだ。

世界の海軍の歴史を振り返っても、いま中国が進めているような“中途半端な軍拡”は、巨大な資金をどぶに捨てることになるだけでなく、国家そのものの存在も脅かす。英国に敗れたオランダ、スペインがまさにそれを物語っているとこの本は言う。

東京大学の伊東乾准教授によると、国家の平均寿命は人間の一生よりも短いという(「データが明かす、意外に短い国家の寿命」)。軍拡に走る中国は自ら崩壊への道を加速させているのかもしれない。

だとすれば、今のところ中国の海洋進出に過敏になる必要はないというのがこの本の結論であることは最初に書いた。しかし、同時に、日本にも例えば法制面などの問題が山積している点は早急に改善しないと、別の意味で中国にしてやられる危険性があることもこの本は指摘している。

戦争は決して起こしてはならない。そのためにも、中国の軍拡に対し、日本の問題点を整理し、抑止力を高めておくことは極めて重要と言える。

『 日中海戦はあるか―拡大する中国の海洋進出と、日本の対応 』 アマゾン


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posted by マスター at 20:00 | 日記